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累進制爆弾への懸念強まる家庭用電気代、季節・時間別の差額分を検討

累進制爆弾への懸念強まる家庭用電気代、季節・時間別の差額分を検討

Posted July. 31, 2018 09:27,   

Updated July. 31, 2018 09:27

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最近の猛暑で電気代の「累進制爆弾」を巡る懸念が膨らんでいる中、政府が電気代の累進制を多角的に検討するという立場を明らかにした。

産業通商資源部(産業部)は30日、「2016年の累進制の見直しで、負担の多くが軽減されたが、災害ともいえる猛暑であるだけに、電気代の負担がどれだけ膨らむのか綿密に検討している」と明らかにした。政府は2016年、猛暑で電気代の累進制爆弾の論議が起きた後、同年12月、6段階だった累進制を3段階に見直し、料金の差も11.7倍から3倍に減らした。

産業部は同日、産業用電気のように家庭でも、季節や時間帯別に料金差をつけて課す「季時別」料金制を実施する案も推進していると明らかにした。季時別料金制は、季節を春・秋、夏、冬の3つにし、時間帯を最大負荷、中負荷、軽負荷の3つに分けて電気代を差分適用する方法である。政府は、今年下半期から全国2000世帯に季時別料金制を試験適用する計画だ。

産業部の関係者は、「今年夏の電気代を一時的に割引してほしいという要請に対して、どう対応するか検討したい」と語った。


李새샘 iamsam@donga.com