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新入生5人未満の中高校が全国141校

Posted May. 01, 2017 08:37,   

Updated May. 01, 2017 08:38

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1951年に開校した慶尚北道(キョンアンブクド)の小川(ソチョン)高校は、今年の3年生(14人)が卒業する来年に閉校となる。小川高校は昨年と今年、2年連続で新入生が全くなかった。

「少子化の泥沼」が小学校を越えて中・高校にまで、本格的な影響を及ぼしている。教育部が国会教育文化体育観光委員会の「共に民主党」の金炳旭(キム・ビョンウク)議員に提出した「2015〜2017年の小中高校の入学現状」と題した資料によると、新入生が5人未満の学校のうち、中学校は108校→122校→127校に、高校は12校→12校→14校に増加した。

高校の新入生がいないか少ない問題は、小学校とはレベルの違う問題だ。教育部の関係者は、「複数の学年を一つのクラス(複式学級)で運営できる小学校と違って、高校は複数の選択科目を運営できないなど、授業が不可能だ」と説明した。

さらに、来年の高校新入生(46万人)は、今年(52万人)より6万人も少ない。今年の新入生が0人だった全国高校7校(中学校は9校)のうち4校を抱えている慶尚北道の教育庁は、1年度だけでも1クラス(最低14人)を満たすことができなければ、次の年度からは学生を募集できなくさせる。教育部は、2013年から今年まで統廃合された全国学校279校のほとんどは小学校だったが、これからは中高校へとつながるだろうと予想した。



崔예나 yena@donga.com