
アルゼンチンは27日(現地時間)、クロアチアのザグレブで行われた決勝で第3、4シングルスを相次いで破って3勝2敗で逆転勝利した。アルゼンチンがデビスカップを制したのは1921年の初出場以来初めて。アルゼンチンは1981年、2006年、2008年、2011年に4度準優勝したのが最高成績だった。アルゼンチンは、南米勢初のデビスカップ優勝国になった。
シングルス4試合、ダブルス1試合で優勝を争うデビスカップでアルゼンチンは前日のクロアチアとの対戦で、シングスルは1試合ずつを交わしたが、ダブスルで負けて1勝2敗とリードされたまま最終日を迎えた。昨年までの同大会の決勝で、1勝2敗から巻き返して逆転優勝を遂げたのは同大会115年の歴史の中で7度だけだった。
この日の試合では、まずフアンマルティン・デルポトロ(28)が勝負を最後まで持ち込んだ。シングスルランキング38位のデルポトロは初戦で6位のマリン・チリッチ(28)と4時間53分にわたる大接戦を制し3-2(6-7、2-6、7-5、6-4、6-3)で逆転勝ちした。デルポトロは第5セットの途中左指を負傷したが、粘りで勝負を覆した。デルポトロは依然まで0-2とリードされた試合で逆転勝ちを収めた経験が一度もなかった。
黃奎引 kini@donga.com






