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ソウル市長が野党から呼び出し、地下鉄事故を謝罪

ソウル市長が野党から呼び出し、地下鉄事故を謝罪

Posted June. 09, 2016 07:40,   

Updated June. 09, 2016 07:51

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野党「共に民主党」が8日、党所属の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長を国会に呼び出し、ソウル地下鉄九宜(クイ)駅のスクリーンドア事故の遅い対応を叱責した。朴市長は同日、約30分間行われた九宜駅事故の緊急懇談会で、「党に迷惑をおかけして申し訳ない。私の手落ちであり私の責任だ」と謝罪した。

「共に民主党」の議員は懇談会で、党の有力大統領選候補である朴市長に苦言を呈した。卞在一(ビョン・ジェイル)政策委議長は、「これまで国政監査で繰り返し指摘されたことが依然として改善されていない」とし、「少なくともソウル市はそんなことはないと思っていたが残念だ」と述べた。また卞議長は、「党はこの問題を深刻に受け止めている。朴市長が考えるソウル・国・政治のためにも抜本的な対策が必要だ」と強調した。

ソウル市党委員長を務める辛京珉(シン・ギョンミン)議員も、「朴市長が夢見る世の中と全く合致しない」と批判した。李哲熙(イ・チョルヒ)戦略企画委員長は、「私達の生活を変えるソウル市長として今回の姿は大変残念だ」と述べた。金鐘仁(キム・ジョンイン)非常対策委員会代表は冒頭発言で、「朴市長が責任を取って、このような問題が再発しないようにしてほしい」とだけ述べた。

非公開の懇談会では、「呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長時代の構造調整が事故の原因だ」とし、朴市長をかばうような発言もあったが、ほとんど朴市長に対する叱責だったという。朴市長は「党の恥ではなく自慢になるよう最善を尽くす」と答えた。



차길호기자 チャ・ギルホ記者 kilo@donga.com