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朴大統領、帰国と同時にリッパート大使をお見舞い

朴大統領、帰国と同時にリッパート大使をお見舞い

Posted March. 11, 2015 07:40,   

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8日間の中東歴訪の日程を終えた朴槿恵(パク・クンへ)大統領は9日、帰国するとすぐ大統領府に向かわず、ソウル延世(ヨンセ)大学・セブランス病院に入院しているマーク・リッパート駐韓米大使を急きょ見舞った。韓米同盟をどれだけ重視しているかを同時に示した破格の行動だった。

朴大統領はリッパート大使と会談し、「大使の毅然かつ大胆な対処の仕方を目にし、米国と韓国の国民たちは大きな感動を受けた」とし、「かえって、韓米関係がさらに深まるきっかけになったと思う」と語った。

朴大統領は自身に対する2006年の襲撃事件について触れながら、リッパート大使が経験したはずの衝撃に深く共感を示した。朴大統領は、「(2006年の襲撃事件)後、私はこれからの人生はおまけだと思って、国や国民のために生きていきたいと決心したが、大使もこれから、国や韓米同盟のため尽力してくださるだろうと思う」と語った。リッパート大使は、「大統領を始め、韓国政府や国民の方々が示してくださったご関心やねぎらいの言葉に深く感銘を受けた」とし、「大統領がおっしゃったように、私もこれから、おまけとして手に入れた人生や時間を家族や韓米関係の発展のために使うため、ベストを尽くしていきたいと思う」と応えた。

一方、与党セヌリ党は今回の襲撃事件をきっかけに、テロ防止法の制定を公論化する計画だ。金武星(キム・ムソン)代表は同日の最高委員会議で、「現在、セヌリ党議員たちが発議した3件のテロ防止法が国会で係争中だ」とし、「最近、頻発しているテロへの備えや予防のための立法が絶対に必要な時期だ」と強調した。



egija@donga.com