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韓国のエネルギー新技術を披露、大邱世界エネルギー総会

韓国のエネルギー新技術を披露、大邱世界エネルギー総会

Posted October. 11, 2013 03:34,   

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世界最大のエネルギー国際会議であり、「エネルギーオリンピック」とも呼ばれている世界エネルギー総会(WEC)総会が、13日から17日にかけて、大邱(テグ)エクスコの開かれる。世界60ヵ国あまりのエネルギー関連閣僚級をはじめ、140ヵ国あまりの代表団が出席する予定だ。すでに、6000人の参加者が、オンラインで登録し、史上最高・最大のイベントになる見通しだ。サウジアラビアの国営石油会社・アラムコのハリド・アルファリ会長など、なかなか姿を現さないグローバルエネルギー企業の最高経営者(CEO)らも、公演者として登場する。

エネルギーは、人類が直面した最大挑戦の一つだ。発展途上国の13億の人口は、生活に必要な最小限の電力供給からも、疎外されており、未来に持続可能な安定的エネルギー源がなく、気候変動に代弁される環境問題も、大変深刻だ。いわば、「エネルギー3重苦」の中で、WECは、エネルギーを巡り、画期的なビジョンを示し、解決策を模索する会議だ。

韓国は、エネルギー源の大半を、輸入に頼っている。原発の社会的収容性や電力受給の不均衡、高い化石燃料への依存など、解決しなければならない難題が多い。直ちに、蜜陽(ミルヤン)では、送電塔の建設問題で、社会的対立が強まっている。しかし、電気の品質が高く、生産コストが安価で、関連技術も優れているエネルギー先進国だ。海外の原子力発電市場で、日本やフランスと競争する原発の大国だ。今回の大会をきっかけに、エネルギーへの社会的合意を拡大し、関連産業を新たな輸出成長のエンジンとして、積極的に開発する必要がある。

今回、総会を後援するLGや三星(サムスン)は、国際エネルギー産業に本格的な参入を表明する。WEC韓国ブースには、冷暖房の需要の少ない時間に、電気を貯蔵し、電力ピーク時に使うことのできるエネルギー貯蔵装置(ESS)、電力会社や家庭および企業が受給をリアルタイムで確認し、統制できるスマートグリッド技術、水素電池を搭載した電気自動車、太陽光などの新再生エネルギーなど、国内企業のさまざまな新技術を展示する。プラント輸出業界も総集結する。韓国のエネルギー技術の発展水準を自慢し、政策樹立や未来の方向付けなどで、グローバル的リーダーシップを強化するきっかけにすべきだ。

かつての21度のエネルギー総会のうち、16度が北米や欧州で開かれた。アジア行われるのは、1995年、日本東京大会以降18年ぶりに、大邱が初めてだ。大邱は、東海岸のエネルギーベルトの真ん中に位置している。韓国を訪れた数千人のエネルギーリーダーらに、韓国が持っているエネルギーの力をPRできるチャンスとして活用しなければならない。