Go to contents

軍情報部長「第2次延坪海戦はNLL死守した貴い戦勝」

軍情報部長「第2次延坪海戦はNLL死守した貴い戦勝」

Posted June. 29, 2009 09:29,   

한국어

02年6月29日の第2次延坪(ヨンピョン)海戦当時、北朝鮮軍では13人が死亡し、25人が負傷するなど計38人が被害を受けたことが明らかになった。また、韓国海軍艦艇の集中砲撃で、北朝鮮警備艇は、艦橋と艦砲が形が分からないほど大破し、北朝鮮軍が予想外の大きな被害に受けていたことが確認された。このような事実は、第2次延坪海戦時に合同参謀本部軍事情報部長を務めた権栄達(クォン・ヨンダル)予備役少将(59、陸士第28期)の証言を通じて具体的に明かになった。

権少将は、第2次延坪海戦7周年の前日の28日、東亜(トンア)日報のインタビューに対して、「これまで、北朝鮮軍の正確な被害状況が外部に伝えられず、第2次延坪海戦は韓国が一方的にやられたという認識が残っている。第2次延坪海戦は、絶対に『敗戦』ではなく、韓国将兵たちが西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)を死守し、敵に大きな被害を与えた『貴い勝利』だった」と語った。また、「第2次延坪海戦直後、あらゆるチャンネルを通じて入手された北朝鮮の軍事情報を分析した結果、北朝鮮軍の人命被害は戦死13人、負傷25人と最終集計され、上部に報告された。特に北朝鮮軍は、韓国軍の高速艇を奇襲し、韓国将兵の死力を尽くした対応砲撃で、警備艇の甲板にいた北朝鮮軍のほとんどが死亡した」と明らかにした。

また、交戦直後に入手した北朝鮮情報を通じて、黄海道沙串(ファンヘド・サゴッ)に戻った北朝鮮の警備艇が破壊された事実が確認され、北朝鮮軍上部も莫大な被害に当惑し、危急な状況が広がったと話した。さらに、「第2次延坪海戦勃発直後、北朝鮮軍の挑発が偶発的か意図的かという論議があった。しかし、交戦の翌日、韓米軍情報当局会議で、対北朝鮮情報部隊が提示した多くの特殊情報(SI)を通じて、緻密に計画された挑発ということで皆同意した」と説明した。

権少将は、「第2次延坪海戦をはじめ、軍で長い間北朝鮮に関する情報を扱った者として、インタビューを受けるまで悩んだが、第2次延坪海戦は明らかな勝利であり、韓国将兵の犠牲と功績がしっかり評価されてほしいという気持ちだけだ」と話した。権少将は、合同参謀軍事情報部長と対北朝鮮情報部隊長を務めた後、04年に転役し、06年から昨年4月まで駐スリランカ大使を務めた。



ysh1005@donga.com