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政府、外貨資金市場に100億ドルの緊急投入を決定

政府、外貨資金市場に100億ドルの緊急投入を決定

Posted September. 27, 2008 09:13,   

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金融市場のドル不足の解消に向け、政府は10月から100億ドル以上を外貨資金調達市場に緊急投入することにした。これを受け、米国初の金融危機発生以来続いている金融会社と企業のドル不足がどれぐらい解消できるか注目される。

企画財政部のチェ・ジョング国際金融局長は26日の記者ブリーフィングで、「10月まで外国為替平衡基金の外貨資産のうち100ドルを、為替スワップ市場に参加する方式で供給する」と述べた。チェ局長はさらに、「中央銀行の韓国銀行の供給分を合わせると、実際の供給額は100億ドル以上であり、足りなければさらに供給する計画だ」と明らかにした。

チェ局長は続いて、「今回の措置で10月末、外国為替保有額が一時的に目減りするが、スワップ市場の特性から実際の保有額には影響がない」と説明した。

主に現物の外国為替市場に介入してきた政府が直接スワップ市場に参加してドルを供給すると発表したのは、その分、国内銀行の外貨流動性問題が深刻だという危機意識によるものと分析される。

財政部のシン・ジェユン国際業務管理官は同日、韓国先進化フォーラム主催の討論会で、「国際金融市場では1週間の借り入れもなくて、みんなオーバーナイト(外国為替市場でその日のうちに決裁せず、翌日までポジションを持ち越すこと)で取引しており、金融危機で外貨流動性部門の打撃が一番大きい」と述べた。

実際、同日ウォン・ドルの相場は、5取引日連続ウォン安が続き、25日より2.30ウォン安ドル高の1160.50ウォンで取引を終えた。



havefun@donga.com parky@donga.com