「ミルトンアカデミーが外国の学校とパートナーシップを締結するのは今回が初めてです。これから松島（ソンド）国際学校とどんな協力を結ぶようになるか期待されます」
米東部の名門私立学校であるミルトンアカデミーの校長特別補佐官であるジョー・ウォラン氏（写真）は９日、東亜（トンア）日報との電話インタビューで「ミルトンアカデミーは松島国際学校に対する諮問など多くの役割を果たすだろう」と話した。
ミルトンアカデミーは最近、松島新都市開発を引き受けているＮＳＣ社と正式パートナーシップを結ぶ覚書（ＭＯＵ）を締結した。
ウォラン氏は「協力内容に教師及び生徒交換プログラムも含まれるのか」という質問には、「まだ確定してない。そのような問題はこれから議論していく事項の一つだ」とし、「松島国際学校の校長が早く決まれば、両校間の協議が行われる」と話した。
ミルトンアカデミーが松島国際学校とパートナーシップを締結することになったのは、ミルトンアカデミー同門でもあるジョン・ハインスゲールインタナショナル社長の役割が大きかったとウォラン氏は伝えた。ゲールインタナショナルはポスコとコンソーシアムを構成して、松島新都市開発事業に参加している。
ウォラン氏は松島国際学校が成功するための必要条件について、「何より学校カリキュラムが一番重要だ」と話した。
「生徒たちの分析的な思考能力を育てることができるコンテンツなど、良いカリキュラムを開発するのが何より重要です。それに文章を書く能力も育てなければならないし、有能な教師を確保することも重要ですね。そんな点で、ミルトンアカデミーが松島国際学校の発展に寄与することができる点は多いと思います」。
ウォラン氏は「ミルトンアカデミーは生徒たちが自分の関心事項を発展させていき、多様性を認めて卓越さを尊重するように常に教育している」とし、「これと共に社会に対する奉仕もかなり強調している」と伝えた。
１７９８年マサチューセッツ州に建てられたミルトンアカデミーは２００年を超える歴史を誇る東部名門の私立高校。今年卒業生の３２％がハーバード、ブラウン、イエール、スタンフォードなどに進学するなど、名門大進学率で首位を争う学校だ。
ノーベル文学賞を受賞した詩人ＴＳ・エリオットとエドワード・ケネディ上院議員（マサチューセッツ州）もこの学校の卒業生だ。
kong@donga.com
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