ソウル江南(カンナム)地域の40坪型以上の大型マンション価格がまたしても跳ね上がっている。
政府が再建築の際にマンションの全体面積の50%以上を専用面積25.7坪以下に制限する規定を発表した先月19日以降のことだ。
大型マンションの供給が減ればさらに値上がりするだろうという期待真理がマンション価格を高騰させている状態だ。
3日国民(クンミン)銀行によると、江南区大峙洞(テチドン)のソンギョンマンション55坪型は、先月半ば以降半月の間におよそ1億ウォン以上値上がりし、19億ウォン前後で取り引きされた。1坪当たり約3454万ウォンだ。
5月に入ってやや値下がりに転じていた松坡区文井洞(ソンパク・ムンジョンドン)のファミリーマンション49坪型も半月で急反発し、7000万ウォン以上上昇した。
大型マンションの需給逼迫感から呼び値はますます大きく値上がりしている。5月半ば19億ウォン程度で取引されていた江南区狎鷗亭洞(アプクチョンドン)の新現代(ヒョンデ)マンション61坪型は、現在呼び値が22億ウォンまで急騰した。1坪当たり3600万ウォン台。
松坡区五輪洞(オリュンドン)のオリンピックマンション57坪型も、呼び値が一ヶ月で1億ウォン近く跳ね上がった。
狎鷗亭洞の不動産仲介業者「不動産ディポ」のチョン・ヨンジュ所長は「大型マンションは、呼び値が高すぎるうえ、ほとんど売りに出されないので、なかなか取り引きは成立しない」と説明した。
大型に増築される再建築マンション価格もうなぎのぼりに高騰している。江南区開浦洞(ケポドン)の不動産仲介業者「ヘンウンコンイン」のオ・ジェヨン社長は「中小型に再建築される開浦住公(大韓住宅公社)マンション1団地の13、15坪型より40坪型以上になる17坪型価格がここ1ヶ月ではるかに大きく値上がりした」と話した。
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