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韓国、カザフの油田開発に参加 両国公社が了解覚書

韓国、カザフの油田開発に参加 両国公社が了解覚書

Posted September. 20, 2004 21:43,   

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韓国が6億5000万〜8億5000万バーレル規模のカザフスタンの油田を共同開発することになった。

20日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とナザルバエフ・カザフ大統領の首脳会談直後、韓国石油公社とカザフ国営石油公社(KMG)は、カスピ海及び南西部テンゲ地域の油田の共同開発に関する議定書と了解覚書を締結した。

今回、韓国が共同開発する石油の規模は、韓国の年間石油輸入量(8億バーレル)に匹敵し、これまでの海外での油田開発規模(6億6000万バーレル)を凌ぐものであり、エネルギー自給率を大いに高めるものと期待される。同日締結された議定書は、カスピ海マハムベット海上の油田鉱区開発において韓国側コンソーシアム(持分埋蔵量4億5000万〜6億5000万バーレル)が、優良鉱区探査権を持つという内容。了解覚書は、テンゲ油田鉱区のKMGの持分購入に石油公社が優先交渉権を持つというのが骨子だ。石油公社は、テンゲ油田鉱区のKMG持分69%(持分埋蔵量2億バーレル)を購入して、大株主になる計画だ。

金鎮奭(キム・ジンソク)石油公社海外開発本部長は、「テンゲ油田は2006年、マハムベット油田は2013年から石油生産が実施され、25〜40年ほど租借が可能だ」とし、「運送距離のため韓国に直接持ち込まず、カザフ近隣国家に販売することになるだろう」と説明した。両国はまた、韓国が2009年から毎年500tのウランが確保できる、ブデノボスコに対するウラン共同開発事業了解覚書と、原子力発電を希望するカザフに10年間に渡って原子力発電の技術を提供することを骨子とした「原子力の平和的利用に関する協定」も締結した。

盧大統領は同日午後、1泊2日のカザフ訪問日程を終えて、ロシアを公式訪問した。盧大統領は21日、モスクワのクレムリン宮殿でプーチン・ロシア大統領と首脳会談を開く。



金正勳 jnghn@donga.com