Go to contents

在韓米軍司令官、女子中学生死亡事件で謝罪表明

在韓米軍司令官、女子中学生死亡事件で謝罪表明

Posted June. 11, 2003 22:00,   

高建(コ・ゴン)首相は11日、米軍の装甲車による女子中学生死亡事故1周忌を迎えた国民への談話で犠牲者を追悼し、13日に全国的に開かれる予定の大規模ろうそく集会の平和的な進行を呼びかけた。

ラポート在韓米軍司令官も、同日追悼声明を出し謝罪の意を表明した。

高首相は「申孝順(シンヒョスン)、沈美善(シム・ミソン)さんの1周忌追悼に際した国民への言葉」という談話文で、「政府を代表して深い追悼の念を持ち、遺族の方々にも弔意の意を表する」と述べた。

さらに、「女子中学生の追悼一周忌行事が平和的で秩序を維持し、最初から最後まで節制した中でなごやかに進行されることを願う」と述べ、「成熟した市民意識で行われる追悼行事だけが、2人の女子中学生の不幸を無駄にしない道だ」と強調した。

高首相はまた、「昨年純粋な気持ちから始まった追悼行事が、進行過程で伝統的な韓米友好関係と韓国の対外信用度に否定的な影響を及ぼし、国内の経済や社会面にも望ましくない影響をもたらしたことは、否定できない事実だ」と指摘した。

高首相は特に、「韓米の同盟関係は、韓国の民主主義と経済発展の支えであり、国益を守る根幹だ。韓半島に安定と平和を定着させるために、大切な韓米同盟関係をより緊密に発展させていかなければならない時だ」と強調した。

一方、ラポート司令官は声明で、「悲劇的な事故の全面的な責任を痛感し、心より深い謝罪の意を再び伝える。在韓米軍司令部は13日に、龍山(ヨンサン)基地で追悼行事を開く予定であり、米2師団もすべての営外活動を中止し、師団の17個部隊で追悼行事を開く」と語った。

ラポート司令官はまた、「米軍は、事故再発防止に向けて注意を心がけている。事故車両と同じ機種の装甲車の道路運行を禁止し、大型装甲車の移動時には地域住民に事前に通報するなど、安全措置をもうけた」と語った。



尹相虎 金昇鍊 ysh1005@donga.com srkim@donga.com