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「K造船」第1四半期に136億ドル受注、3年ぶりに中国抜いて世界1位

「K造船」第1四半期に136億ドル受注、3年ぶりに中国抜いて世界1位

Posted April. 04, 2024 08:57,   

Updated April. 04, 2024 08:57

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今年第1四半期(1~3月)に韓国造船業界の受注高が中国を抜いて3年ぶりに世界1位を奪還した。エコ船舶や高付加価値船舶を中心に受注が増えたことの影響が大きかった。

産業通商資源部(産資部)は3日、英国の造船・海運市況分析機関のクラークソン・リサーチのデータを引用し、今年第1四半期の韓国造船業界の船舶受注高は136億ドル(約18兆3600億ウォン)で、昨年同期に比べて41.4%増加したと明らかにした。中国の受注高(126億ドル)より10億ドル多い実績で、世界で最も多い。半期基準で韓国が受注高で世界1位になったのは2021年第4四半期(10~12月)以来。今年第1四半期の韓国の受注高は、世界シェアの44.7%を占めた。

韓国が全世界で発注されたエコ船舶である液化天然ガス(LNG)船29隻とアンモニア船20隻を100%受注し、受注高1位を奪還した。産業部のキム・ウィジュン造船海洋プラント課長は「量的な成長よりは質的成長で好実績をおさめた」とし、「今後も良質の船舶を選別して受注していく」と話した。

今年第1四半期の受注量は、韓国が449万CGT(船舶建造の難易度を考慮した標準換算トン数)で、中国(490万CGT)より少なかった。しかし、昨年同期に比べて韓国の受注量は32.9%増加したのに対し、中国は0.1%減少した。3月基準で世界の受注量上位の造船所はHD現代(ヒョンデ)重工業と三星(サムスン)重工業、ハンファオーシャンなど韓国造船会社が席巻した。


世宗市=イ・ホ記者 number2@donga.com