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嫁の「66兆のプルダックポックンミョン神話」、米誌報道

嫁の「66兆のプルダックポックンミョン神話」、米誌報道

Posted January. 09, 2024 08:46,   

Updated January. 09, 2024 08:46

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三養(サムヤン)ラウンドスクエア(旧三養食品グループ)の金廷修(キム·ジョンス)副会長が、世界的なブームを巻き起こした「プルダックポックンミョン」成功の立役者として海外で注目を集めている。

ウォールストリートジャーナルは6日(現地時間)、「500億ドル(約66兆ウォン)規模のラーメン市場を揺るがした女性」として金副会長に注目した。同紙は「世界ラーメン市場は5年前に比べて52%も増加し、昨年は約500億ドルに成長した」として「プルダックポックンミョンは米ウォルマートのプレミアムラーメン商品の中でも販売量の多い製品に入る」と報じた。

同紙によると、プルダックポックンミョン成功の中心には金副会長がいる。2010年春、娘とソウルの繁華街を散歩中に寄った刺激的な味で有名なチャーハン店で、「極限の辛さ」ラーメンに対する確信を得た。直ちにスーパーマーケットに駆け込み、すべての辛いソースと調味料を3個ずつ買って研究所とマーケティングチームに送り、残ったものは自宅で直接研究を始めた。1200羽の鶏と2トンのソースを使用し、数カ月間努力した末に最適の味を見つけた。

金副会長は旧三養食品の創業者である故全仲潤(チョン·ジュンユン)元名誉会長の嫁である。三養食品が通貨危機で破産した1998年に入社し、夫の全寅壮(チョン·インジャン)前会長を手伝い始めた。企業経営分析会社であるCEOスコアのキム·ギョンジュン代表は同紙に「サムスンやLG、現代など韓国企業のほとんどは男性相続者が率いているが、異例なことに三養は嫁が企業を回生させた」と説明した。


キム・ボラ記者 purple@donga.com