Go to contents

ペ・ドゥナ、ネットフリックス新作で宇宙独裁者に対抗する二刀流使いの戦士に

ペ・ドゥナ、ネットフリックス新作で宇宙独裁者に対抗する二刀流使いの戦士に

Posted December. 18, 2023 08:43,   

Updated December. 18, 2023 08:43

한국어

映画「300」(2007年)、「マン・オブ・スティール」(2013年)、「ジャスティス・リーグ」(2017年)で、華麗なアクションを演出してきたザック・スナイダー監督(57)が宇宙を舞台にした戦士たちの物語を映画化した。ネットフリックスは22日、映画「REBEL MOONパート 1:炎の子」(レベル・ムーン)を公開する。

宇宙を支配する帝国マザーワールドが王位を奪ったバリサリウスの支配下に入る。バリサリウスは平和な辺境の惑星ヴェルトにも手を伸ばす。2年前にここに定着した異邦人コラ(ソフィア・ブテラ)が危機に陥ったヴェルトを救うために戦いに挑む。マザーワールド王の近衛隊将校だったコラは、バリサリウス軍に対抗するための革命軍を結成する。

パート1はコラが宇宙各地から戦士たちを集める過程を描いた。広大で荒廃した宇宙を背景にした華麗なアクションシーンが見どころ。コラが隠していた戦闘力を発揮するシーンから始まったアクションが延々と続く。

伝説の指揮官だったタイタス将軍(ジャイモン・フンスー)、反乱軍を率いるダリアン(レイ・フィッシャー)、神話の生き物と交感する能力を持つタラク(スタズネア)など革命軍の顔ぶれも華やか。その中でも目を引く戦士はネメシス(ペ・ドゥナ)だ。ネメシスは笠をかぶって二刀流で戦う。巨大なクモの怪物と一対一の格闘を繰り広げるネメシスは、無口で無表情でまるで死神のようにも見える。

スナイダー監督は大学時代、この物語を構想し、約20年前からシナリオを具体化し始めた。監督は作品の世界観を形象化した絵4000枚余りを直接描き、これを大規模プロダクションと視覚特殊効果(VFX)を利用してそのままスクリーンに再現した。製作陣は約2万平方メートル(約6050坪)規模の土地に村を建て、言語学者とコラボして3つの新しい言語を作り出した。

スナイダー監督は「弱者の物語、悪役が善良な人を過小評価するが、最終的には善良な人が期待以上の何かを成し遂げる物語が好きだ。このようなテーマは私の映画で変わらず続いた」と話した。


キム・テオン記者 beborn@donga.com