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オーストリアアウェーの韓国代表チームで7人がコロナ陽性反応

オーストリアアウェーの韓国代表チームで7人がコロナ陽性反応

Posted November. 16, 2020 09:41,   

Updated November. 16, 2020 09:41

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メキシコとカタールとの親善試合を行うためオーストリア入りしたサッカー韓国代表チームで新型コロナウィルス感染者が発生し、緊急事態となった。パウロ・ベント監督率いる韓国代表チームで15日までに陽性反応が出たのは7人に上る。

大韓サッカー協会によると、14日に孫興民(ソン・フンミン)や黄義助(ファン・ウィジョ)ら代表選手たちを対象に新型コロナの再検査を実施した結果、当初陰性だったキム・ムンファンとナ・サンホが陽性反応を示したという。これに先立ち、最初に実施した検査では権昶勳(クォン・チャンフン)、イ・ドンジュン、チョ・ヒョンウ、ファン・インボムとスタッフ1人が陽性反応を示して。2度目に渡る検査で計9人の感染が確認されたのだ。感染者は直ちに現地で10日間隔離される。

選手たちの感染経路は分かっていない。協会の関係者は、「選手団は防疫ルールを徹底的に守った」とし、「外科医を同行していた普段とは違い、感染対策として内科医を同行させた」と話した。協会は、代表チームに招集される72時間前のコロナ検査で陰性だった選手だけを合流させた。また、オーストリアのホテルのフロア一つを丸ごと借りて協会関係者と選手以外の立ち入りを禁止させた。調理人も同行し、食事も別途行った。

選手たちが相次いで陽性反応を示したが、代表チームは予定通り15日にメキシコ戦を行った。出場可能な選手が13人以上なら試合が可能だという国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)の規定に従ったものだ。代表チームは25人のメンバーで構成された。

17日のカタール戦も行われる可能性が高い。代表チームは、3度目の検査結果をもとに、カタールサッカー協会と話し合い、試合を実施するかどうかを決定する予定だ。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com