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李洛淵代表、「韓日首脳共同宣言」を提案

李洛淵代表、「韓日首脳共同宣言」を提案

Posted November. 14, 2020 08:48,   

Updated November. 14, 2020 08:48

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与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)代表が13日、「1998年の金大中(キム・デジュン)ー小渕共同宣言のように、『文在寅(ムン・ジェイン)ー菅宣言』が出ると良いだろう」と述べた。最近、朴智元(パク・チウォン)国家情報院長、韓日議員連盟の金振杓(キム・ジンピョ)会長など政界要人が相次いで日本を訪れたのに続き、与党の代表的な日本通である李氏が韓日首脳宣言を通じた関係回復の必要性を強調したのだ。

 

李氏は同日、ソウル龍山区(ヨンサンク)のグランドハイアットホテルで開かれた第28回韓日フォーラムと国会記者懇談会でこのように話した。李氏は、「懸案を解決して(首脳)会談をするというよりも、会談をして懸案を解決しなければならない。これが指導者の役割ではないか」と述べた。また、「両国指導者の意思さえあれば、外交当局が問題を解く準備をしていると考える」とし、文大統領と菅義偉首相のリーダーシップが重要だと強調した。

李氏は、来年7月の東京五輪が南北関係改善の重要な転換点になるという考えも明らかにした。李氏は、「スポーツイベントはただ過ぎ去るのではなく、何か重要な意味を残す」とし、「2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪は、韓半島の軍事的緊張を急速に緩和させた」と指摘した。また。「平昌を成功に転換させた契機が北朝鮮の参加と協力だった」と付け加えた。そして、「東京五輪が成功するには、韓国、特に文大統領と北朝鮮の協力が必要だ」と強調した。

同日、一部のメディアが、「李氏が韓日フォーラムに参加して、韓日両国の条件のない首脳会談を求めた」と報道したことに対して李氏は、「外交はそのように雑ではいけない」とし、事実でないと主張した。1993年から韓国国際交流財団(KF)と日本国際交流センター(JCIE)が共同主催してきた同フォーラムは、毎年、韓国と日本で交互に開催され、今年は新型コロナウイルスのため、オンラインのテレビ会議で実施された。

一方、同党の金太年(キム・テニョン)院内代表も同日、国会で開かれた党最高委員会議で、「年内に韓日首脳会談が開催されるなら、『韓日新時代宣言2020』を採択することもできる」とし、早急な首脳会談の必要性を強調した。


李恩澤 nabi@donga.com