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満月を押し出した台風、南部に大雨…帰京の途に水爆弾

満月を押し出した台風、南部に大雨…帰京の途に水爆弾

Posted September. 18, 2016 08:04,   

Updated September. 18, 2016 08:20

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秋夕(チュソク=陰暦8月15日の節句)連休直前だった12日、慶尚北道慶州(キョンサンブクド・キョンジュ)でマグニチュード5.8の地震が発生し、様々な被害が起きたのに続き、連休後半である17日は、台風の影響による大雨の被害が続いた。

気象庁は、「第14号台風や第16号台風の影響を受け、水蒸気を含んだ低気圧が韓半島に流れ込み、18日午前まで南部地方を中心に最大200ミリ大雨が降るだろう」と17日予報した。

実際、Uターンラッシュが続いた17日は、南部地方や済州道(チェジュド)の一部では、突風や雷、稲妻を伴った1時間当たり30ミリ以上の大雨が降った。そのため、忠清(チュンチョン)南部や南部地方に大雨特報が出され、帰京の途に就いた市民たちは大きな不便を強いられた。同日、全羅南道(チョンラナムド)では、木浦(モクポ)や麗水(ヨス)、莞島(ワンド)などで、17の航路の運航が統制された。秋夕を迎え、島を訪れた帰省客10万9000人余りのうち1万5000人余りが陸地に出られなかった。済州空港でも、国内線の58便の出発が遅れ、利用客らは地団太を踏んだ。

単なるUターン遅れに止まらず、深刻な2次的被害も懸念される。地震被害の復旧が盛んに行われている慶尚北道慶州の周辺は、12日に起きた地震で地盤が弱まった地域が多い。



김윤종기자 zozo@donga.com · 박성민기자 キム・ユンジョン記者 パク・ソンミン記者 min@donga.com