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ウーバー、米で自律走行車を一般向けに試験運行

ウーバー、米で自律走行車を一般向けに試験運行

Posted August. 20, 2016 07:47,   

Updated August. 20, 2016 07:50

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世界最大手車両シェアサービス会社「ウーバー」が、一般人乗客を対象に初の自律走行車運送試験に乗り出す。

18日(現地時間)、米APなどの外国メディアによると、ウーバーは今月中に米ペンシルベニア州ピッツバーグ市内で、フォードの自律走行車「ヒュージョン」やボルボの最新スポーツユーティリティ車両(SUV)など、約100台を投入して自律走行車両による乗客運送のモデルサービスを開始する予定だ。自動車メーカー各社が自律走行車の開発に参入している中、一般人を対象に自律走行サービスを開始するのは、ウーバーが初めてだ。

ウーバーのマット・コルマン報道官は、「サービスを利用したい客は、ウーバーのスマートフォンのアプリで車を呼んで利用すればいい」と言い、「とりあえず、無料サービスを開始したい」と語った。ウーバーは突発的状況に備えて、ドライバーを同乗させる計画だ。

ウーバーは、自律走行サービスが本格的に拡大すれば、人件費削減へとつながるだろうと見込んでいる。ウーバーのトラビス・カラニック最高経営者(CEO)は同日、「自律走行車両サービスはウーバーの未来になるだろう」と明らかにした。氏は昨年も、「自律走行時代が到来すれば、車を所有する費用より、ウーバーサービスを利用する費用のほうがもっと割安になるだろう」と語った。同日、ウーバーは、スウェーデンのボルボと共同で自律走行SUVを開発するため、3億ドル(約3332億ウォン)を共同投資するという計画も明らかにした。



이은택 イ・ウンテク記者 기자nabi@donga.com