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環球時報、「中―韓ともに傷ついても仕方がない」

環球時報、「中―韓ともに傷ついても仕方がない」

Posted August. 10, 2016 07:05,   

Updated August. 10, 2016 07:24

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高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島配備の発表後、「報復」を主張してきた中国国営の環球時報が9日、「韓国に対する制裁は事実上すでに始まった。これは信号にすぎない」とし、「THAADが配備されれば、両国関係が冷え切り、貿易も大きな損失を受けるだろう」と警告した。

同紙は社説で、「韓国が強いてTHAADを配備するなら、様々な措置は避けられない」とし、「中国はTHAAD配備によって安全が脅かされる代価を払うため、韓国も代価を払わなければならない」と主張した。また、「韓国に対するTHAAD制裁で中国が共に傷を負っても仕方がない」とし、中国政府に対して報復措置を求めた。

同紙は、「今回の件を教訓とし、韓国は今後、中国に害を与える行為を『3度考えて行動する』きっかけにならなければならない」と付け加えた。両国が傷を負えば、漁夫の利は米国が持って行くとし、米国にも矛先を向けた。

環球時報は、先月8日のTHAAD配備決定の発表直後にも韓国に対する制裁を主張し、慶尚北道星州郡(キョンサンプクト・ソンジュグン)が配備地域と発表されると慶尚北道への制裁を要請するなど、「THAAD報復」主張の先鋒に立っている。



베이징=구자룡특파원 北京=ク・ジャリョン特派員 bonhong@donga.com