Go to contents

趙成珍公演の闇チケット価格が50万ウォン?

趙成珍公演の闇チケット価格が50万ウォン?

Posted July. 16, 2016 07:26,   

Updated July. 16, 2016 07:36

한국어

「趙成珍(チョ・ソンジン)の公演チケットを買います。値段はかまいません」

15日、ピアニスト・趙成珍(22、写真)のソウル市立交響楽団(ソウル市響)との協演を控えて、とあるネットサイトに掲載された書き込みだ。同日、ソウル瑞草区(ソチョグ)にある「芸術の殿堂」で行われた公演チケットの価格は1万〜7万ウォンだったが、チケットを再販売するネット上サイト「チケットベイ」では、15万〜35万ウォンで掲載された。とある中古取引サイトでチケットを売りたいという人に直接問い合わせたところ、50万ウォンという呼び値がつけられたりもした。趙成珍の公演チケット価格が高騰したのは、昨年11月にチケット販売開始と同時に売れ切れとなったため、チケットを手にできなかったためだ。そのため、情熱的ファンらは、中古取引サイトで地道にチケットを買いたいという書き込みを掲載してきた。

ソウル市響は異例なことに、この公演を控えて、前売りチケットの受け取り案内公告文をホームページに掲載した。ソウル市響側は、「チケットの違法取引の被害事例が相次いで起きているので、チケットの受け取り時に、チケットの購入者名や前売り番号、連絡先を確認した」とし、「特に譲渡チケットの場合、譲渡者の情報までを確認した」とコメントした。

趙成珍の国内公演は、2月2日のポーランドのショパン国際ピアノコンクールのエキシビション後、5か月ぶりのことだ。当時もクラシック公演としては異例に、公演会場の周辺にはダフ屋が登場して話題を集めた。



김동욱 キム・ドンウク記者 기자creating@donga.com