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歌手デビューを果たした歯科医・作曲家のラパン

歌手デビューを果たした歯科医・作曲家のラパン

Posted April. 06, 2016 07:29,   

Updated April. 06, 2016 07:37

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2013年作曲家サバイバル番組であるMNET「スーパーヒット」で優勝したラパン(本名=キム・ホンイル、45、写真)が歌手としてデビューした。芸名のラパンは、フランス語でウサギを意味する。

ラパンは現職、歯科医で作曲家だ。先日直接歌ったバラードシングル「自分だけの道」をリリースし、作曲家に歌手という職業も追加した。電話インタビューに応じたラパンは「作曲がメインで、歌唱は非公式のガイド録音のためにたまにやるくらいでした。しかし、今回苦労してアーティストを渉外するより、自分の声で歌ってみようという考えからシングルを発売することになりました」と述べた。

ラパンはこれまで、「火の女神ジョンイ」、「ヒーラー」、「輝くか、狂うか」、「女王の花」、「華政」をはじめとする複数のドラマのサウンドトラックや主題歌を作曲した。ボビー・キムの「永遠に君を」、ペク・アヨンの「涙も愛だから」もラパンの曲だ。医師と作曲家という二つの職業を、20年間兼ねてきた。「掛け持ち」だからと言って、適当にやることはない。ソウル江南区(カンナムク)の歯科医院での診療が終われば、音楽の世界に溶ける。ラパンが2014年「ネイバー・ライン」の海外広告のために作曲した曲はダウンロード数が2000万件以上に上り、昨年はイタリア・ミラノ国際博覧会の中国館で流れた。

「未婚で子どももいないから、十分に可能です。子育てをする代わりに曲を書くというか」

ラパンは「直接歌った曲で構成されたミニアルバムや正規アルバムも年内に発売したいです」と言い、「精神科で『健康』とは、あるモノを見て聞いて感動できる状態を指します。健康に幸せに続けていくことが、私の願いです」と話した。

「良いものは悪いものより、弱くて遅い勢いで広がります。ゆっくりでもいいから良い音楽が引き続き作られればと思います」



임희윤기자 イム・ヒユン記者 imi@donga.com