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公認脱落の朱豪英議員「仏教界の反発をどうするつもりか」

公認脱落の朱豪英議員「仏教界の反発をどうするつもりか」

Posted March. 17, 2016 07:16,   

Updated March. 17, 2016 07:27

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与党セヌリ党の最高委員会が16日、4・13総選挙の公認から外された朱豪英(チュ・ホヨン)議員(当選3回・大邱寿城乙)の再審要求を受け入れた。しかし、李漢久(イ・ハング)公認管理委員長は結果を覆すことはないと明らかにしており、朱議員の予備選参加は事実上、難しくなった。

 

朱議員は同日、党最高委員会議を訪れ、「(公認を)単独申請した人の中で予備選から排除された人は全国で自分しかいない」とし、「これは党憲党規の上向式公認の趣旨に合わない」と主張した。朱議員は、党の代表的な仏教信者であり、仏教界が反発している点を強調した。また、「(2012年の第19代)総選挙と大統領選の時、全国をまわって仏教界の支持を得たが、今回は仏教信者議員の多くが脱落した」とし、「党と宗教界の架け橋の役割をする人がいない」と訴えた。党内の仏教信者議員のうち、姜吉夫(カン・ギルブ)、キム・テファン、金長実(キム・ジャンシル)、李利在(イ・イジェ)議員は公認から外され、安鴻俊(アン・ホンジュン)、鄭文憲(チョン・ムノン)、朴成浩(パク・ソンホ)議員は予備選で敗退し脱落した。

金武星(キム・ムソン)代表など最高委員会は、朱議員の救済の必要性に概ね共感できたという。金台鎬(キム・テホ)最高委員は同日、記者団に対して、「(朱議員の)再審要求が政務的レベルで意味があると判断するなら、表決なく公管委が受け入れることができる問題だ」と明らかにした。朱議員は公管委員にも会って不服を訴えたという。

しかし、李委員長は受け入れない考えを明確にした。公管委員が全会一致で朱議員の公認脱落を決めたため、再審要請は効果がないということだ。公管委は14日にも、単数推薦地域である仁川富平(インチョン・ブピョン)甲と全羅南道麗水(チョンラナムド・ヨス)乙に対して最高委員会の再審要求を受けたが、すべて受け入れなかった。

非朴(非朴槿恵)系の朱議員は15日、公認脱落が撤回されなければ、離党して無所属で出馬する考えを明らかにした。



송찬욱 ソン・チャンウク記者 기자song@donga.com