チャン・ハナは31日、バハマパラダイス島のオーシャンクラブゴルフコース(パー73)で行われたLPGAツアーの2016シーズン開幕戦「ピュアシルク・バハマ・クラシック」の3日目にツアーの新しい主人公になった。チャン・ハナが大記録を打ち立てた8番は、もともとは310ヤードだが、この日は218ヤードに短く設定された。チャン・ハナは、「グリーンのエッジまでを208ヤードと読んだ。向かい風を考えて225ヤードと計算してフルスイングをした。当たる瞬間の感じは良かったのだが、信じられないことが起きた」と言って喜んだ。
通算6度目のホールインワンを決めたチャン・ハナが基準打数に対して3打少ないアルバトロス(ダブルイーグル)を達成したのは今回で2度目。チャン・ハナは、「2013年1月にベトナム・ダナンで練習し、モンゴメリーGCのパー5ホールでアルバトロスを達成した後、同年に3度優勝した。今回も良い機運を味方に沢山優勝したい」と言って笑った。
パー5では2打目がホールに吸い込まれる例がたまにあるが、パー4ホールでのホールインワンは距離の負担あるため、神業に例えられる。米国のゴルフダイジェストによると、ホールインワン達成の確率は1万2000分の1で、アルバトロスは200万分の1だという。パー4でホールインワンを達成する確率は585万分の1と試算される。
米プロゴルフ(PGA)ツアーでもたった1度達成されたのみだ。2001年のフェニックスオープンでアンドリュー・マギーが332ヤードの17番(パー4)でホールインワンを記録したが、ティーショットを打ったボールが先行組でプレーしていたトム・バイラムのパターに当たってカップに入る珍場面が演じられた。国内の男女ツアーではまだ記録がない。
김종석기자 キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com