Go to contents

孫延在、リオ五輪に向けた強化練習でロシアへ出発

孫延在、リオ五輪に向けた強化練習でロシアへ出発

Posted December. 06, 2014 08:54,   

한국어

次は、オリンピックメダルだ。

「リズム体操の妖精」孫延在(ソン・ヨンジェ、20、延世大学、写真)は5日、16年リオ五輪に向けた強化練習のため、ロシアへ出発した。14年は孫延在にとって最高の年だった。仁川(インチョン)アジア大会で韓国リズム体操史上初の金メダルを獲得した。それから約2ヶ月間の休息を経て、「リセットして再出発したい」とし、トレーニングに着手した。

孫延在は12年ロンドン五輪以降、周りからの期待と関心に重いプレッシャーを感じていた。アジア大会がホームグラウンドの仁川で開かれるのも負担になった。孫延在は「アジア大会は非常に重要でプレッシャーを感じていたが、成果を出すことができて嬉しい。これからより楽しめると思う」と述べた。

ロシアのノヴォゴルスク・トレーニング・センターでトレーニングを受けながら、担当コーチのエレーナ・リピョルドバと共に、次のシーズンのプログラムを最終確定する計画だ。新しいプログラムについて孫延在は、「楽曲はまだ確定していないが、ある程度の輪郭はつかめており、ロシアでそれに合わせたプログラムを組む予定だ。バレエ一曲が入ると思う」と述べた。

次の目標は16年リオ五輪だ。そのためにはまず、来年の世界選手権大会で五輪出場権を獲得しなければならない。孫延在は「五輪に出場する機会がもう一度与えられるなら、がんばりたい。そう簡単に与えられる機会ではない。光栄と思って後悔のない試合ができるよう準備したい」と述べた。

五輪という大きな舞台のためにプレッシャーを感じるよりは、楽しみながらシーズンに臨むという意気込みだ。孫延在は「2年後が私にとって最後の五輪になるかも知れない。成績へのプレッシャーから楽しめなくなれば、後で後悔するだろう。着実に準備すればもう少し楽しくできると思う」と言って笑った。