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大学入試、数学Bタイプは満点獲得者だけが1等級に

大学入試、数学Bタイプは満点獲得者だけが1等級に

Posted December. 03, 2014 06:44,   

한국어

今年の大学修学能力試験(修能=日本のセンター試験に当たる)で理系受験生が受けた数学Bタイプの場合、歴代の修能のうち最も難易度が低く、満点獲得者だけが1等級を取得できる見通しだ。一方、文系受験生が受けた国語Bタイプは、満点獲得者が全体の0.1%にならないほど難しく、一般選考でも大きな影響を及ぼすものと見られる。韓国教育課程評価院が2日にまとめた15学年度の修能採点結果によると、各科目別の満点獲得者の割合は、△国語Aタイプ=1.37%、△国語Bタイプ=0.09%、△数学Aタイプ=2.54%、△数学Bタイプ=4.30%、△英語=3.37%などと、科目間でばらつきが大きかった。

各入試機関は、英語でも満点獲得者だけが1等級を受けられると予想していたが、採点の結果、2点の問題を一つ間違っても1等級を獲得できることが判明した。探求科目では全般的に社会が易しく、科学は難しかった。特に複数正解で波紋を呼んだ生命科学Ⅱは、標準点数の最高点が最も高く、高得点圏に大きな影響を及ぼす見通しだ。

今回は数学Bタイプと英語の難易度がいずれも低く、理系高得点圏の弁別力がほとんどない。国語・数学・英語で全部満点を獲得した受験生と、1等級区分点数(等級の下限値)を取った受験生の標準点数差は、理系の場合5点(文系は13点)に過ぎない。