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イランで犬飼えば鞭打ち74回?

Posted November. 10, 2014 08:07,   

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今後イランで犬を飼う人たちは、鞭打ち74回の刑か、最高で400万ウォンの罰金刑に処せられる見通した。

イラン議会には7日、家の中で犬を飼っていたり公共の場所で犬を散歩させる行為を禁じる法律の素案が提出された。議員32人が発議した「愛犬禁止法」の素案は、犬の飼い主に鞭打ち刑や罰金刑を課し、犬は動物園や森、荒野に捨てるよう定めている。

イランでは、イスラム伝統に従って犬を不浄な動物とみなしている。イスラム教の高位聖職者らは、ペット犬を飼うことがイスラム法に違反すると解釈している。だが、一部の富裕層の間では、犬を飼う人が少しずつ増えている。これまで警察は、犬と一緒に外出した飼い主には警告を出したり、犬を押収する線で処罰してきた。ところが今回の素案は、「犬や猿などのペットを公共の場所に連れてくる行為はイスラム文化を毀損するだけでなく、女性と子供の衛生や平穏を損ねる」として処罰を明文化した。

英紙ガーディアンは、「イラン政府は自国民の愛犬所有を、テレビやインターネットを通じた欧米文化の侵犯だと受け止めている」とし、「同法案は、欧米文化に対する根強い反感をさらけ出したもので、新たな文化摩擦の火種を予告している」と書いた。