Go to contents

朴大統領、「北朝鮮と5.24解除の議論は可能だ」

朴大統領、「北朝鮮と5.24解除の議論は可能だ」

Posted October. 14, 2014 08:41,   

한국어

朴槿恵(パク・クンへ)大統領は13日、北朝鮮と5.24措置の解除如何を巡り「議論は可能」との立場を明らかにした。朴大統領が、5.24措置解除の可能性をほのめかしたのは就任後初めてのことで、北朝鮮の反応が注目される。政府は早ければ14日、北朝鮮側に2回目の南北高官レベルの接触日程や韓国側代表団の名簿を提示出来るだろうという話が、政府内から出ている。

朴大統領は同日、大統領府で開かれた統一準備委員会(統準委)2回目の会議での冒頭発言で、「(2回目の)高官レベルの接触を、南北関係改善の機会すべきだ」とし、「今、熱い話題となっている5.24措置問題なども、南北韓当局が直接会談による責任ある姿勢で真剣に話し合い、解決していかなければならない」と強調した。5.24措置とは、2010年、哨戒艦「天安(チョンアン)艦」沈没事件が北朝鮮側の仕業であることが明らかになった際、民間人の訪朝や南北間交易、北朝鮮への投資を原則禁じた北朝鮮への制裁措置だ。

朴大統領は、北朝鮮の最近の挑発について、「政府はこれからも、挑発には断固とした姿勢で対処するものの、対話の扉は常に開いておく」とし、「戦争中にも対話は必要だ。対話を続けていくべきだ」と述べた。朴大統領は、統一準備については、「平和統一のための具体的な実践案や国民が韓半島の緊張緩和を体で感じ、実際に南北が平和の慣行を築いていくことのできるアクションプランが必要だ」と語った。

同日の会議で、統準委・社会文化分科は、朴大統領が強調した非武装地帯(DMZ)での世界生態平和公園の造成を前提に、来年日本植民地からの独立70周年を迎える8.15を前後に、DMZ公園で南北、海外在住の韓国人が一緒に参加する「DMZ平和文化芸術祭」を開催するという構想について報告した。統準委は、南北関係の進展を受けて、南北トップが一緒に参加する芸術祭について検討しているという。

一方、崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀議長(海軍大将)は同日、国会国防委員会の合同参謀国政監査で、「金正恩(キム・ジョンウン)は脳死状態ではないか」と尋ねた与党セヌリ党の鄭美京(チョン・ミギョン)議員の質疑に対し、「脳死ではない。我々が知っていることは、(金正恩の)統治には大きな問題がないということだ」と答えた。