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北朝鮮の技術チーム、中国でGPS技術研修

北朝鮮の技術チーム、中国でGPS技術研修

Posted August. 02, 2014 03:06,   

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北朝鮮の技術チームが、長距離ミサイル発射に活用できる衛星航法装置関連の技術教育を中国で受けたことが明らかになった。専門家らは、これが北朝鮮のミサイル開発の水準を引き上げる起爆剤になるのではないか注目している。

北朝鮮情報筋は1日、「北朝鮮の代表団は7月、中国・河北省にある国家遠隔センター主管の研修課程に参加し、中国が開発した『北斗』の活用法について集中教育を受けた」と伝えた。中国は全地球測位システム(GPS)の一種である「北斗」が米国主導の商業用GPSに比べ、2倍以上の精度を誇ると発表している。米国は軍事用として開発したGPSを商業用に開放したため、民間人が悪用できないように精度を抑えたまま関連情報を提供している。北朝鮮が中国を通じて独自の衛星航法技術を習得すれば、これは直ちに軍事用に転用される恐れがある。今年上半期、大統領府と白翎島(ペクリョンド)の上空を撮影した北朝鮮製の無人機も初歩的なGPS技術を基盤にしている。