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「セイブ♪マイ・フレンド、北朝鮮への強制送還に反対♬、皆で叫んでね」

「セイブ♪マイ・フレンド、北朝鮮への強制送還に反対♬、皆で叫んでね」

Posted March. 14, 2012 07:51,   

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「セイブ・マイ・フレンド〜大変冷たい涙が次々と流れ〜どうか〜皆さんの心を開いてください〜(中略)脱北難民の北朝鮮への強制送還に反対、やりかけていた仕事の手をしばらく止め、皆さんも一緒に参加してみてね〜我々は皆、力を一つにして、老若男女を問わず、皆、一緒に叫びましょう〜」

13日午後、ソウル鍾路区孝子洞(チョンノグ・ヒョジャドン)の駐韓大使館前。仁川(インチョン)の敬仁(キョンイン)女子大学の学生や教授、教職員ら400人あまりが、脱北者の北朝鮮への強制送還に反対する文句を書いたピケや願いを込めた風船を手にしたまま、脱北者の強制送還に反対する歌、「Save My Friend」を懸命に歌った。この様子を見守っていた通行人らは、新しい集会の様子に、足を止め、彼らに拍手を送った。

敬仁女子大では、「脱北者の北朝鮮への強制送還中止!強制送還の反対のための集会」で、脱北者の強制送還に反対する自作の歌を歌った。ピケだけを手にし、スローガンのみ叫ぶ集会から脱し、より多くの人々に脱北者への関心や愛情を持たせるため、同大学のコ・フンジュン教授(作詞=放送芸能科)やカン・ヒョング教授(作曲=放送芸能科)が作った。彼らは、「政治的イデオロギーを離れ、脱北者らの崩壊した人権を守るべきだと言う意味を込めて、歌を作った」と主張した。

この日、チョ・ハナさん(20=放送芸能科2年生)など学生4人が代表歌手となり、強く訴える唱法で聴衆を虜にした。途中にラップも混じった。学生らは宣言文を通じて、「貴重な命が消えつつあることに、ただ、手をこまぬいているわけにはいかなかった」とし、「中国政府が脱北者を強制送還させないよう、支援してほしい」と呼びかけた。

集会を終えた学生らは11日間、強制送還を反対し、中国大使館前でハンガーストを行っている同校の設立者、金吉子(キム・ギルジャ)名誉総長(71・女)のいるテントを訪れ、頭を下げて挨拶した。学生らは、「名誉総長の手を取ったが、すっかりやせていた」と目頭を熱くした。

金名誉総長は、「学生や教授らが北朝鮮への強制送還反対の歌を作って歌う様子を目にし、大変感動した」とし、「新しい概念の学生人権運動のパラダイムだ」と強調した。氏は同日、健康が急激に悪化し、梨花(イファ)女子大木洞(モクドン)病院に運ばれ、入院治療を受けている。



run-juno@donga.com