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中国、胡主席の訪米時に米で「国家広報戦」

中国、胡主席の訪米時に米で「国家広報戦」

Posted January. 15, 2011 03:19,   

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中国政府が、胡錦濤国家主席の訪米の時期に合わせて、米国で国家イメージを大々的に広報する計画だ。

新京報などの中国メディアは13日、18〜21日の胡主席の訪米期間に、中国政府がニューヨークのタイムズ・スクエアの超大型野外広告や米国のテレビに、中国の国家イメージの広告映像を流すことを決めたと報じた。また、この広告編は、その後、欧州、ラテンアメリカ、中東などでも放送される予定だという。むろん、英語などの現地語で製作される。

国務院新聞弁公室の王仲偉・副主任は、「広告編は、昨年から製作に入った『国家イメージ宣伝編』のうちの『人物編』で、30秒と1分の2タイプだ」と明らかにした。

人物編には、中華圏で最高の富を誇る香港の李嘉誠・長江グループ会長、米国のプロバスケット(NBA)スター・姚明、中国初の宇宙飛行士・楊利偉ら、財界、体育界、科学技術界、金融界などで成功した約50人の人々が登場する。鳳凰網は、「京劇、武術、中国医学のうちどれが中国を代表するのか選ぶことは難しい問題だ。人が様々なことをするので、人をテーマに選んだ」と伝えた。

中国政府は「人物編」と別途に、中国の発展の姿を紹介する12分間の「角度編」も製作している。角度編は、政治、経済、社会、文化、科学など中国の発展の様子を様々な角度から紹介する内容だ。

中国政府は数年前から、国家イメージの広報に積極的に乗り出している。新華社通信、中国中央(CC)テレビ、人民日報などの主要な官営メディアが、海外進出を活発に推進している。また、中国語や中国文化を広報する目的の孔子学院を世界各国に設置するなど、中国の「ソフトパワー」の広報に努めている。



mungchii@donga.com