日本、北朝鮮の核実験には段階的制裁 読売新聞

日本政府は北朝鮮が核実験を実施した場合、北朝鮮との人的交流の制限と送金停止など段階的な制裁措置を取る方針だと読売新聞が１５日報道した。

同紙は、こうした制裁措置は、北朝鮮が直ちに核実験を行うという兆しは見られないが、先月の北京６カ国協議で「核実験の実施用意」を明らかにしたことを考慮して、北朝鮮の自制を促すためのものだと伝えた。

日本政府が準備した制裁措置は、△第１段階として日本に入港する北朝鮮船舶や船員の入国を拒否するなど人的交流を制限し、△第２段階で日本の金融機関を通じた対北朝鮮への送金を全面停止し、△第３段階では国連安全保障理事会に日本が主導となって対北朝鮮への非難および経済制裁決議を求めるという内容のもの。

日本は現在、国連決議を通じた北朝鮮への経済制裁に反対しているが、「核実験は、日本が容認できる範囲をこえたものだ」という判断に従って国連に制裁措置を要請するとしている。

朴元在 parkwj@donga.com