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米装甲車による女子中学生殺害事件 抗議の動き広がる

米装甲車による女子中学生殺害事件 抗議の動き広がる

Posted December. 06, 2002 23:22,   

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米軍装甲車による女子中学生殺害事件にかかわった米軍に対する無罪判決に抗議する放送・映画・芸術の関係者らが、6日午後1時、ソウル光化門(クァンファムン)にある韓国通信前で記者会見と剃髪式をを行った。

米国を訪問中の抗議団は、大雪が降っている中で、ワシントンのホワイトハウス前で米軍犯罪に関する写真展と沈黙デモを行った。

▲国内集会〓同日の集会には、映画監督の朴チャンウク、リュ・スンワン、ビョン・ヨンジュさんをはじめ、映画俳優のチェ・ミンシクさん、歌手の李ヒョンウ、クォン・チンウォンさん、放送人の金ミファさんなど、16人が参加した。

参加者は宣言文で、「これ以上この地の人々が米軍によって苦しめられてはならない。政府は不平等な韓米駐屯軍地位協定(SOFA)の全面的な見直しに取り掛かる一方、ブッシュ米大統領は、遺族と韓国民に公式に謝罪せよ」と求めた。

記者会見が終った後、映画監督の朴チャンウク、リュ・スンワンさんは剃髪式を行い、金ジウン監督は、同じ時刻、京畿道両水里(キョンギド・ヤンスリ)の撮影現場で剃髪した。

同日の宣言には放送人のソン・スク、クォン・ヘヒョさん、映画監督のイ・チャンドンさんなど、110人余りが同参の意思を明らかにした。

▲米国でのデモ〓「米軍装甲車による女子中学生殺害事件汎国民対策委員会(汎対委)」訪米闘争団(団長ハン・サンリョル牧師)は、ニューヨークでのデモに続き、5日午前(現地時間)、ワシントンのホワイトハウス前で米軍犯罪に関する写真展を開いて、沈黙デモを行った。

これに先立って、汎対委は米国防総省を訪問し、韓米定例安保協議会(SCM)に参加する韓国側代表団に△米軍に対する欺瞞的な無罪判決の無効を宣言すること△2人の米軍を韓国の裁判所で処罰できるよう刑事裁判権を韓国政府に委譲すること△不公平なSOFAを全面的に見直すことなどを米国側に提案することを求めた。

汎対委はまた、米国防総省にこうした要求事項を盛り込んだ英文の書簡を渡そうとしたが、米国防総省側が書簡の受け付けを拒んだ。汎対委は6日、ホワイトハウスを訪問し、ブッシュ大統領に送る書簡と130万人の署名が入っている書類を渡す予定だ。



孫曉林 aryssong@donga.com