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中国の北朝鮮飲食店から集団脱北した女性12人、半数以上が国内大学に進学

中国の北朝鮮飲食店から集団脱北した女性12人、半数以上が国内大学に進学

Posted March. 27, 2017 08:32,   

Updated March. 27, 2017 08:33

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昨年4月に中国で集団脱北して韓国入りした北朝鮮飲食店の女性従業員12人の多くが、大学に進学して勉強を始めたことが分かった。

政府関係者は26日、「従業員出身の女性の過半数が、今年大学に定員外特例入学で進学した」とし、「ほとんどが20代前半や半ばなので、韓国社会に成功的に定着するために大学に入ることを望んだ」と話した。これに先立って統一部は先月の定例ブリーフィングで、「詳しい近況が知られることを望まないので申し上げにくいが、現在、その方々は、学業に邁進している」と明らかにした。

現在、彼女たちはそれぞれ希望に応じて、いくつかの大学に入学して通っているが、お互いに連絡を取り合いながら口封じをすることが分かった。一人でもメディアとインタビューをすることになると、北朝鮮内の家族が次々と被害を受けかねないという懸念があるので、同じ大学内の脱北大学生らとも距離を置いているという。

北朝鮮は今でも、彼女たちの集団脱北を、「南朝鮮当局による共和国公民の集団拉致行為」と、国際社会に宣伝している。北朝鮮側は13日に開かれた国連女性機関の会議で、「集団誘引拉致事件の発生からほぼ1年近く経っている」とし、「彼女たちの行方が公開されず、外部との接触が許可されていない中で、その一部が虐待と拷問によって殺されたというニュースも伝えられている」と主張した。



周成河 zsh75@donga.com