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コエックス周辺のビルに超大型広告版を設置

コエックス周辺のビルに超大型広告版を設置

Posted December. 02, 2016 08:29,   

Updated December. 02, 2016 08:31

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韓国版タイムズスクエアが、ソウル江南区(カンナムグ)にあるコエックス周辺に建設される。米ニューヨーク・マンハッタンにあるタイムズスクエアは、先端ディスプレイ技術を活用した色とりどりの大型広告版が集まっている世界的観光名所だ。

行政自治部(行自部)は、国内初の「屋外広告物自由表示区域」としてコエックス周辺を選んだと、1日明らかにした。これを受け、来年下半期からコエックスやトレードタワー、現代(ヒョンデ)デパート・貿易センター店、インターコンチネンタルホテルなど、周辺の大型ビルの壁面に超大型発光ダイオード(LED)の電光板が設置される。電光板からは、午前6時から深夜の12時まで一日18時間広告が流れる。「Kポップのメッカ」と言われているSMタウンやコエックスアティウムにも、縦23メートル、横60メートルサイズの電光板が設置され、韓流コンテンツを流す予定だ。

これまで国内では、看板や屋外広告物が都市美観を害しかねないという懸念を受け、「規制対象」に認識されてきた。そのおかげで、無分別な設置を抑制する効果があった。しかし、タイムズスクエアと似ている英ロンドンのピカデリーサーカスのように、大型広告物そのものが名物になることを妨げる政策だという指摘も出た。これを受け、行自部は今年1月、関連法を改正して、屋外広告物自由表示区域の選定に取り掛かった。江南区コエックスや江南通り、中区(チュング)の東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)や明洞(ミョンドン)、釜山海雲台(プサン・ヘウンデ)など11カ所が申込書を出し、2度に渡る評価の末、コエックス周辺が最終的に決まった。

超大型広告物が設置されれば、コエックス周辺には華やかな光が調和をなした新年迎えのカウントダウン行事などが開催される計画だ。三星(サムスン)電子やLG電子など、国内有名企業各社がすでに広告物設置引受意向書を提出している。行自部のシム・ドクソブ地方行政室長は、「屋外広告物自由表示区域による生産誘発効果だけでも2353億ウォンに上る」とし、「韓国の優れたデジタル技術と屋外広告とが結合して世界的名所になるだろう」と語った。



黃泰皓 taeho@donga.com