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NBA監督たちが次々とトランプ氏を批判

NBA監督たちが次々とトランプ氏を批判

Posted November. 14, 2016 07:44,   

Updated November. 14, 2016 07:47

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米プロバスケットボール協会(NBA)の監督が次々と大統領に当選したトランプ氏を激しく批判している。最近ゴールデンステートのスティーブ・カー、デトロイトのスタン・バン・ガンディ、サンアントニオのグレッグ・ポポビッチの3監督がコートでトランプ氏を激しく批判した。

普段言葉が短いことで有名なポポビッチ監督は12日、デトロイト戦を控えてトランプ氏の当選について「吐き気がする。共和党が勝ったからではなく、トランプがしてきた数々の外国人嫌悪、同性愛嫌悪、人種差別、女性嫌悪的な発言のためだ」と熱く語った。ポポビッチ監督は、「私はお金に困らない白人男性だ。だが、いまだに(トランプ氏の発言には)吐き気を覚える。もし私が今、ムスリムか女性、アフリカ系米国人、ヒスパニック障害者だったらどんな気持ちだろうか、想像もできない。彼らが感じたであろうはく奪感はどんなものだったのだろう。もし、こういう集団からトランプに票を入れた人がいるのなら、彼らは、どうしてこういうことを無視することができたのか分からない。これは私の常識を超えている」と声をあげた。

選挙日にデトロイトのガンディ監督も、トランプ氏について「厚かましい人種差別や女性嫌悪、ナショナリスト」だと批判した。その上で「あなたが有色人種もしくはラテン系だと考えてみなさい。白人社会が、改め『あなたは平等な待遇を受ける資格がない』と言ったようなものだ。女性に対しても一緒だ。それが、今日、我々が国家として、その人たちに対して発した言葉だ」と話した。

ゴールデンステートのカー監督も、大統領選での討論のことを、ジェリー・スプリンガーショー(米国で最も煽情的なトークショー)と比較しながら、「スポーツであろうが、政治であろうが、エンタテインメントであろうが、人々はテレビに出て相手を怒鳴っては数百万ドルを稼いでいる。もはや何の違和感もなく、人種差別的で女性嫌悪的な、侮辱的な発言をする人があなたをリードすることが本当の現実になった」と嘆いた。



任寶美 bom@donga.com