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韓国産コメと参鶏湯、来月にも中国の食卓に上る

韓国産コメと参鶏湯、来月にも中国の食卓に上る

Posted March. 21, 2016 07:14,   

Updated March. 21, 2016 07:27

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早ければ来月初頭にも韓国産コメが中国人の食卓に上りそうだ。中国当局が上海税関に足止めされている韓国産コメ30トンについて、近いうちに衛生証を発行することを決めたためだ。

産業通商資源部(産業部)によると、周亨煥(チュ・ヒョンファン)産業部長官は18日、中国で開かれた「第1次韓中品質監督検査検疫拡張会議」で、中国の支樹平質量監督検験検疫総局長に対して、コメ検疫問題の早急な解決を促した。当初、政府は1月末に上海港に運ばれた韓国産コメ30トンの通関手続きが早く進められ、上海とその周辺地域にあるロッテマートの店舗で韓国産コメが販売されるだろうと見込んでいた。しかし、政府の期待とは裏腹に、衛生検疫という非関税障壁に足を引っ張られ、韓国産コメの通関日付で延々と伸ばされてきた。

今回の閣僚級会談では、昨年11月に韓中首脳会談で議論された韓国産コメや参鶏湯(サムゲタン)、キムチの中国向け輸出に関する内容が、さらに具体的に議論された。代表的韓流食品として中国人観光客に人気の高い参鶏湯は、上半期(1□6月)に中国への輸出を開始することに合意した。水産物輸出手続きも速やかに行われ、年内に冷凍太刀魚や冷凍マナガツオなど、4種の水産物が中国人の食卓に上るものとみられる。

両国は、韓国食品や医薬品、電気電子製品に適用されてきた非関税障壁の解消対策についても、接点を見つけ出した。食品や医薬品は、韓国の食品医薬品安全処が安全性を認めれば、中国当局もこれを認めることにし、テレビなどの電気電子製品は、中国が製品認証期間を短縮することに合意した。産業部の関係者は、「韓国産電気車のバッテリーの場合、韓国企業の参加の下、安全性評価を進めて、中国政府が補助金の支給如何を早急に決定することに合意した」と語った。



세종=손영일 世宗=ソン・ヨンイル記者 기자scud2007@donga.com