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与党重鎮が相次いで大統領側近の自粛と大統領室刷新を要求

与党重鎮が相次いで大統領側近の自粛と大統領室刷新を要求

Posted August. 04, 2022 08:50,   

Updated August. 04, 2022 08:50

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与党「国民の力」が来週中に非常対策委員長体制に転換することを決め、与党の刷新の風は本格的に大統領室に向かっている。与党の収拾局面に合わせて国政の中心である大統領室も再整備しなければならないという声が上がっている。

与党の当選4回の洪文杓(ホン・ムンピョ)議員は3日、KBSラジオで「党が非常事態に巻き込まれた原因の一つは『尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領側の主要関係者』だ」とし、「これからは一歩下がって、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府がうまくやっていけるための方法を新たに模索しなければならない」と話した。尹大統領が大統領選挙で0.73%差で辛勝したことに触れ、「我々は0.73%政権だが、最近(尹大統領の支持率が)28%に落ちたことはマイナス28%政権になったことになる」とも話した。

当選3回の河泰慶(ハ・テギョン)議員も重ねて大統領秘書室長の交代を主張した。河議員は同日、BBSラジオで、「任期序盤に20%台の支持率だと公務員も言うことを聞かない」とし、「大統領室にも、非常事態であるだけに、秘書室長ではなく、大統領の方向を変えて大統領室の舵を握る『非常室長』が必要だ」と述べた。河議員は学制改編を巡る混乱について、安祥薰(アン・サンフン)社会首席秘書官の責任論も提起した。大統領選挙で院内代表として尹大統領の当選を助けた当選4回の金起炫(キム・ギヒョン)議員も、大統領秘書室の再整備を主張している。

このように政権与党の重鎮たちが相次いで大統領室の人的刷新を求め、与党では「休暇中の尹大統領の苦悩が深まるしかない」という雰囲気だ。与党関係者は「水面下で次期秘書室長候補グループに対する整理作業が始まったと聞いている」と伝えた。


趙東住 djc@donga.com