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4日間で約1万人が感染「ウィズコロナ」に赤信号

4日間で約1万人が感染「ウィズコロナ」に赤信号

Posted September. 27, 2021 08:21,   

Updated September. 27, 2021 08:21

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新型コロナの感染者の急増により、1週間後に迫った社会的距離確保の見直しはもちろん、「ウィズ(with)コロナ」への転換推進が最大のヤマ場を迎えることになった。政府は秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)連休に進んで流行の「後続伝播」を抑制するかどうかをカギと見ている。

金富謙(キム・ブギョム)首相は27日、中央災難安全対策本部会議で、「今週の防疫状況が、段階的日常回復(ウィズコロナ)に向かう出発点をどうするかを決定することになるだろう」と明らかにした。これに先立って、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長も前日、「連休に感染した無症状軽症感染者による追加感染を最大限抑制してこそ、段階的日常回復に向かうロードマップを日程通り推進できる」と述べた。今のような規模の感染者の発生が続けば、10月末の防疫緩和は難しくなることを示唆したものだ。

それほど状況は深刻だ。連休翌日から日曜日までの4日間、1万人を超える新規感染者が出た。25日午前0時基準で史上最多の3273人に続き、翌日も2771人が集計された。非首都圏感染者の増加率が首都圏の2倍規模に達するなど、全国拡散の様子も明確だ。

政府は最悪の状況を防ぐため、10月末までにワクチン接種率70%を達成するという計画をさらに繰り上げることにした。このため、ファイザーとモデルナワクチンの最大接種間隔を、現在の6週間から3、4週間まで短縮する方針だ。


ユ・グンヒョン記者 イ・ジウン記者 noel@donga.com · easy@donga.com