Go to contents

中国、28日予定の仁川〜重慶チャーター機の承認を見合わせる

中国、28日予定の仁川〜重慶チャーター機の承認を見合わせる

Posted August. 27, 2020 08:25,   

Updated August. 27, 2020 08:25

한국어

韓国で最近、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の感染者が増加しているという理由で、中国政府が仁川(インチョン)〜重慶間のチャーター機運航の承認を見合わせた。シンガポールは、韓国発飛行機搭乗者に対しての隔離措置を強化した。

26日、韓国貿易協会・中国室は、企業関係者に送った案内文で、「中国民航総局が韓国の新型コロナ状況の悪化を理由に、チャーター機の承認を見合わせた」とし、「これにより、当初28日に予定されていた仁川〜重慶チャーターは延期となった」と明らかにした。これに先立って貿易協会は、重慶地域の韓国中小企業家たちのためにアシアナ航空とチャーター機の運航を推進し、中国民航総局との協議を経て、第1次は28日、第2次は来月4日と運航スケジュールを暫定的に決定した。しかし、民航総局がチャーター機の運航を二日後に控えて、承認を突然見合わせたのだ。韓国企業の関係者は、「24日までに搭乗申請を締め切ったが、この時まではチャーター機運航が不発になるような雰囲気は全くなかった」とし、「中国側の決定が急になされたようだ」と話した。

中国内の各地域にある韓人会が自主的に推進していたチャーター機の運航も、しばらく難しくなるという見通しが出ている。天津韓人会は26日、公示を通じて、「天津市政府と引き続き協議を進めているが、チャーター機の承認が様々な状況によって遅れている」とし、「期限が迫っている同胞たちは、他の地域の航空便を利用してほしい」と明らかにした。

また、26日、シンガポールの現地メディアによると、シンガポールは29日から韓国発入国者に対して自宅隔離の代わり政府指定施設で隔離するように指示を変更した。自主的に隔離を行っていたことを再び変えたのだ。最近の韓国での新型コロナの再拡散後、韓国発乗客に対して入国手続きを強化したのはシンガポールが初めてだ。シンガポールは、基本的に海外入国者を政府指定の施設で隔離するようにしているが、6月中旬から韓国、中国、日本などを新型コロナの「低リスク国」に分類して、該当国の入国者には自宅隔離が可能なようにしてきた。


金祺容 kky@donga.com · 趙鍾燁 jjj@donga.com