Go to contents

固体燃料の使用制限解除に北朝鮮が反発、「対決の本音が露わに」

固体燃料の使用制限解除に北朝鮮が反発、「対決の本音が露わに」

Posted August. 03, 2020 08:33,   

Updated August. 03, 2020 08:33

한국어

北朝鮮の宣伝メディアが2日、韓米ミサイル指針の改正で宇宙発射体の固体燃料使用制限が解除されたことを受けて、「対決の本音を露わにした」と主張し、韓国を非難した。北朝鮮メディアがこの問題に言及したのは、先月28日の韓米ミサイル指針改正発表後、初めて。

北朝鮮宣伝メディア「こだま」は同日、「ますます露になる欺瞞と背信」と題する記事で、「固体燃料を利用した宇宙発射体で低軌道の軍事偵察衛星を打ち上げることができるようになったとか、弾道ミサイルの射程距離制限問題も米国と協議して解決していくとか云々し、対決の本音を露わにしている」と主張した。また、「今、南朝鮮各界では、表では『対話』と『平和』を騒ぎ立て、裏では対決と緊張激化を煽る当局の欺瞞的で二重的な振る舞いに対する非難と糾弾の声が高まっている」と付け加えた。

また、宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」も、「独特の対話法」と題する映像を通じて、韓国の国防力強化の動きに触れ、「表ではいつも聞こえのいい声で口癖のように対話と平和を言うが、裏の行動は完全に異なる」と非難した。同サイトは映像で、韓米ミサイル指針改正を発表した金鉉宗(キム・ヒョンジョン)大統領府国家安保室第2次長の写真まで流し、不快感を示した。


權五赫 hyuk@donga.com