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ネットフリックス番組出演のイ・スンギ「言葉の壁は何でもなかった」

ネットフリックス番組出演のイ・スンギ「言葉の壁は何でもなかった」

Posted July. 06, 2020 08:33,   

Updated July. 06, 2020 08:33

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「早く早く」、「ゆっくり」、「私はあなたを信じており、あなたは私を信じている」

先月26日に公開されたネットフリックスの芸能番組「トゥゲザー」に出演した芸能人・イ・スンギ(33)が、一緒に旅行した台湾の俳優劉以豪との会話の中で最も多く使った単語だ。トゥゲザーは、国籍が異なる二人がアジア諸国の六つの都市を旅しながら、ファンの家を直接訪ねて行く内容を盛り込んだ。映画「こんにちは、私の少女」で韓国でも人気を呼んだ劉以豪とイ・スンギの二人のアジアスターの出会いで話題を集めたトゥゲザーは、公開直後、ベトナム、タイ、台湾、香港などのネットフリックスの日間「トップ10」に入っている。

3日、オンラインを通じて会ったイ・スンギは、言葉の通じない出演者と二人きりで番組の司会を務めたことが大きな挑戦だっという。「1泊2日」を皮切りに、「花より姉」「新西遊記」など、様々なリアルバラエティー芸能に出演したが、言葉の壁と向き合ったのは初めてだ。彼は、「劉以豪と中国語の単語10個、英語単語100個で使いまわしながらコミュニケーションを図った」と話した。5、6人がチームメンバーになったのと違って、劉以豪と二人きりで番組を導いたのも大きな挑戦だった。

「芸能では、メンバーが多ければ、保険に入ったのと同じだと思う。しかし、トゥゲザーでは人数が二人だけで、言葉も通じず、(放送)分量を満たせなかったらどうしようという心配も大きかったんです。しかし、言葉が通じなかったためで、かえってお互いに相手をより配慮することになり、すぐに親密になりました。感情が共有されれば、感動が最大化されますね」

トゥゲザーのミッションは、イ・スンギと劉以豪を招待したファンの家を訪ねて行くことだ。ファンの自宅の住所を調べるまで、数多くの関門が置かれている。二人のスターは住所を調べるヒントを得るために、バドミントン対決から洞窟探検、水中もり釣り、ヨガなどの課題を遂行した。ようやく訪ねていっただけに、ファンに会ったときの感動は一段と大きかった。

「自然人・イ・スンギがファンの自宅を訪ねて、ファンと直接会う感動は、『オールセッティング』されたコンサートやファンミーティングで会うこととは比較できないほど大きかったんです。部屋全体を私の写真で飾ったものを見たとき、何かが込み上げてきました」

イ・スンギは最近、実験的な芸能に多く出演している。トゥゲザーの直前に出演したtvNの番組「金曜日金曜日の夜に」は、韓国では珍しい「ショートフォーム」芸能だった。彼は、「新しい挑戦を通じて内面が強くなることを感じる」と語った。

「韓国製作陣と芸能人たちが作るコンテンツは、世界的なレベルです。質の良いドラマについて『米ド(米国ドラマ)みたいだ』というが、これからはその言葉が『韓ド(韓国ドラマ)みたいだ』、『韓国芸能みたいだ』という言葉に取って代わられる日もすぐに来ると信じています」


金哉希 jetti@donga.com