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三星電子、テスラの次世代AIチップ「AI5」量産へ 米工場で生産

三星電子、テスラの次世代AIチップ「AI5」量産へ 米工場で生産

Posted July. 14, 2026 08:39,   

Updated July. 14, 2026 08:39


三星(サムスン)電子が、米電気自動車大手テスラの次世代人工知能(AI)チップ「AI5」の量産に近く着手する見通しだ。

13日の半導体業界によると、三星電子ファウンドリ事業部所属の首席研究員は最近、自身のLinkedInアカウントで、「テスラ―三星AI5チップが『テープアウト』段階を完了した」と明らかにした。

テープアウト(Tape-Out)は、最終設計を終えた半導体チップの設計データをファウンドリの製造工程へ引き渡し、量産準備に入る段階を指す。一般的に量産直前の工程を意味するため、業界では近く生産が始まるとの見方が出ている。この研究員は投稿で、「このチップは2ナノメートル工程を用いてテイラー工場で生産される予定で、近くテスラの最新製品に搭載される」と付け加えた。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこれに先立ち、今年中にAI5の試作品や一部製品を公開する可能性があり、来年ごろには量産が可能になるとの見通しを示していた。AI5は、三星電子が現在生産している「AI4」の後継となる新たな自動運転向けAI半導体で、従来モデルに比べ性能が約40倍向上したとされる。AI5の採用により、テスラの完全自動運転(FSD)機能がさらに強化される見通しだ。当初は台湾のTSMCがAI5を単独で生産すると伝えられていたが、その後、三星電子との共同生産に変更された。

業界では、三星電子によるAI5受注は、2ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)工程技術力を証明する好機と受け止められている。これを通じて、三星電子ファウンドリ事業部の業績も大きく改善すると予想されている。さらに今回の受注を契機に、テスラの次世代AIチップ「AI6」の生産も担うとみられている。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com