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現代自、UAE政府系ファンドと「環境にやさしい未来モビリティ」協約締結

現代自、UAE政府系ファンドと「環境にやさしい未来モビリティ」協約締結

Posted December. 18, 2023 08:43,   

Updated December. 18, 2023 08:43

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現代(ヒョンデ)自動車がアラブ首長国連邦(UAE)の政府系ファンドと「未来モビリティ及び環境にやさしいエネルギー」分野で協力することで合意した。現代自動車は今年10月、サウジアラビアの政府系ファンドと合弁で中東初の生産基地をサウジアラビアに設立する契約を締結したのに続き、再び中東との協力強化に乗り出した。

現代自動車は17日、UAEの政府系ファンド「ムバダラ・インベストメント」と「環境配慮への転換及び未来新事業の加速化に向けた業務協約(MOU)」を締結したと明らかにした。15日(現地時間)、UAEアブダビのムバダラタワーで行われた協約式には、現代自動車の張在勲(チャン・ジェフン)社長とムバダラのワリード・ムハイリ副最高経営責任者(CEO)が出席した。2002年に設立された政府系投資会社ムバダラは、アブダビ投資庁、ドバイ投資庁と並んでUAEの3大政府系ファンドとされる。

両社は、今回の協約を通じて、水素を活用して鉄鋼を作る「グリーンスチール」の生産に協力する計画だ。「グリーンアルミニウム」に関しても、環境にやさしいエネルギーを活用してアルミニウムを生産、リサイクルする技術など事業全般にわたって協力することになる。環境にやさしいモビリティ分野では、イベリア半島内の電気自動車の充電インフラ構築、水素商用車の普及、再生合成燃料の共同開発などで協力する計画だ。また、次世代エアモビリティ(AAM)部門でも、両社が持つ能力を活用できる方策を今後模索する計画だ。


ハン・ジェヒ記者 hee@donga.com