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在韓米軍が「宇宙軍」創設、北朝鮮の核脅威を早期に探知・対応

在韓米軍が「宇宙軍」創設、北朝鮮の核脅威を早期に探知・対応

Posted December. 15, 2022 08:34,   

Updated December. 15, 2022 08:34

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在韓米軍が14日、宇宙軍部隊を創設した。北朝鮮の核・ミサイル脅威の増強に対抗して早期探知・対応する能力を強化するための措置とみられる。在韓米軍は同日、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の烏山(オサン)空軍基地で、ポール・ラカメラ米太平洋陸軍司令官とアンソニー・マーステラ米インド太平洋軍司令部宇宙軍司令官らが出席した中、在韓米軍宇宙軍(SPACEFOR-KOR)創設式を開催した。

在韓米軍によると、在韓米軍宇宙軍は宇宙企画、宇宙専門能力、宇宙指揮統制機能を在韓米軍司令官に提供し、域内のミサイル警報や衛星測位システム(GPS)、衛星通信などの任務を遂行する。米軍は2019年、陸海空軍と海兵隊、海岸警備隊に続いて宇宙軍を組織した。中国を担当するインド太平洋軍司令部とイランを担当する中部軍司令部には、すでに宇宙軍が創設されている。

初代在韓米軍宇宙軍指揮官に任命されたジョシュア・マカリオン中佐は、「域内の脅威が拡大する状況で、宇宙領域を強化するための連合パートナーシップを強調し、韓半島の宇宙作戦能力を一段階発展させるよう最善を尽くす」と述べた。ラカメラ氏は祝辞で、「在韓米軍宇宙軍の創設は、韓国の防衛能力を向上させ、韓半島と北東アジアの平和と安全保障に貢献するだろう」とし、「韓米同盟に対する米国の固い約束を示すもの」と述べた。


申圭鎭 newjin@donga.com