Go to contents

チャーター機でクラブ復帰した孫興民、マンC戦でEPL9ゴール目

チャーター機でクラブ復帰した孫興民、マンC戦でEPL9ゴール目

Posted November. 23, 2020 09:28,   

Updated November. 23, 2020 09:28

한국어

トッテナム・ホットスパーがチャーター機を提供した孫興民(ソン・フンミン=28)がクラブ復帰早々にゴールを決めた。

孫興民は22日、英国ロンドンの本拠地トッテナム・ホットスパースタジアムで行われたぱプレミアリーグ第9節マンチェスター・シティ戦で、前半5分に先制ゴールを決め、チームの2-0勝利をけん引した。先月27日のバーンリー戦以後5試合ぶりに得点を挙げた孫興民は、リーグ戦9点目(シーズン11点目)を記録し、得点ランキング1位に浮上した。4連勝を飾ったトッテナムは勝ち点20(6勝2分1敗)でリーグ単独首位になった。

孫興民は最近、韓国代表チームがオーストリアで行われた親善試合2試合にフル出場した。その中で、選手7人が新型コロナウィルス検査で陽性判定を受けたため、孫興民に対しても感染が憂慮される状況だった。だが、トッテナムが提供したチャーター機で英国入りした孫興民は、復帰初戦でこれ見よがしにゴールを決め、健在ぶりを見せつけた。

相手守備陣が最も警戒する孫興民の瞬間的にスペースへ侵入する能力が、この日も威力を発揮した。孫興民は、エンドンベレが相手MF陣のプレスを受ける状況で、最終守備ラインを超えるパスを出すと、速やかに駆け込んでタッチしては、左足でゴールネットを揺らした。絶妙な動きでオフサイドを回避した。先月5日のマンチェスター・ユナイテッド戦(トッテナムの6-1勝利)で前半7分に決めた先制ゴールと先月19日のウェストハム戦(3-3引き分け)で前半1分に生まれたゴールもこの日と似たような状況で試合序盤に生まれたゴールだった。

普段4-2-3-1システムで孫興民を左FWに起用したてきたジョゼ・モウリーニョ監督だが、この日は孫興民の位置を起用し、マンCの虚を突いた。モウリーニョ監督は、孫興民の位置を変えることで攻撃的なプレーを得意とする左SBノジョアン・カンセロが簡単に前進できないようにした。両足を自在に使う孫興民が、オフザボールでも積極的にスペースを生かしてカウンターをしかけると、相手DF陣はポジショニングに苦しんだ。後半20分に生まれた2点目も孫興民が中央からサイドに抜ける動きで相手DFを引き寄せたため、反対側にいたジオヴァニ・ロ・チェルソが好機をつかんでゴールを決めることができた。

孫興民は、このゴールで「マンCキラー」の真価を改めて証明した。11試合で6ゴール、1アシスト。孫興民は「マンCを迎えては機会が良く訪れたし、運よく言いフィニッシュができた。もちろんマンCは強いチームなので、沢山研究して準備をした」と話した。普段とは違って、右でプレーしたことについては「どちらも問題ない。(ウィンガーは)好きなポジションだ」と自信を示した。代表チームで新型コロナウィルスの陽性判定を受けた選手が多数生じたことについては、「メンバーたちは凄く苦労した。とくに選手よりもスタッフの苦労が多かった。(感染者が多かったことで)変な目で見ないでほしい」と語った。


兪載泳 elegant@donga.com