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財界、選挙結果受け「経済再生と規制緩和を」と論評

財界、選挙結果受け「経済再生と規制緩和を」と論評

Posted April. 16, 2020 07:49,   

Updated April. 16, 2020 07:49

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主要経済団体は、第21代国会議員選挙を迎えて各政党と当選者たちに「経済活性化のための立法活動に力を入れてほしい」と要求した。新型コロナウイルス感染症により経済が直撃を受けただけに、第21代国会が規制緩和と経済活性化策が盛り込まれた法案立法に積極的に乗り出してほしいという。

大韓商工会議所は15日、「第21代国会に望む」というタイトルの論評を出して、「第21代国会は、新型コロナウイルス事態によって厳しくなっている経済と民生を回復し、新しい活路を切り開く責任がある」とし、「経済のダイナミックさを回復できる立法活動を繰り広げてほしい」と明らかにした。さらに「第21代国会は、民生法案をうまく処理する『働く国会』と現場の声に耳を傾ける『現場国会』、国民を見て大きな政治をする『大局的国会』になるよう期待している」と付け加えた。

全国経済人連合会も、「各企業は新型コロナウイルスの危機から生き残るために骨を削る努力をしているが、個別では克服が困難な状況だ」とし、「是非韓国経済が今回の事態を克服し、再跳躍できるように、第21代国会が超党的努力を傾けてほしい」とコメントした。具体的には、労働市場の柔軟化などの立法課題の推進を要請した。

韓国経営者総協会(経総)は、経済危機の克服過程で第21代国会が合理的観点から中心的な役割を果たすことを要請した。経総は、「今回の選挙結果は、民生と経済回復を望む国民の熱望が反映されたものと判断する」とし、「第21代国会は、企業が今の経済危機を克服し、堅実な発展とより多くの雇用を創出できる環境を作ってほしい」とコメントした。

韓国貿易協会も「第21代国会は共存と公正、革新の政治を通じて韓国経済を急速に正常化させるために率先してもらいたい」とし、「診断キットの輸出を通じた『K防疫』が多国間協力の糸口の役割をするように、新しい国会も対話と妥協を通じて企業革新と競争力強化の基盤を設けてほしい」と強調した。

中小企業中央会は、「新型コロナウイルスの危機克服のために、選挙過程で分裂した国論を集め、経済再生に取り組まなければならない」とし、「特に中小企業がやる気をもって投資を増やし、雇用を創出できるように、過度な労働と環境規制を改善するのに積極的に頑張ってくれることを期待している」と明らかにした。


チ・ミング記者 warum@donga.com