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電子通信研究院とSKT、脳神経網の構造を模したサーバー用AI半導体を開発

電子通信研究院とSKT、脳神経網の構造を模したサーバー用AI半導体を開発

Posted April. 08, 2020 08:07,   

Updated April. 08, 2020 08:07

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国内の研究チームが、人間の脳神経網の構造を真似して効率を最大化した高性能サーバー用人工知能(AI)の半導体を開発することに成功した。

科学技術情報通信部は、韓国電子通信研究院(ETRI)とSKテレコムが高性能サーバーとモノのインターネット(IoT)機器に適用できる神経網処理装置(NPU)のAI半導体を韓国で初めて開発したと、7日明らかにした。NPUは、人間の脳の神経網を模して、大規模な演算を同時に処理できるように作ったAIプロセッサの一つである。

ETRIとSKテレコムの研究チームが作ったこのAI半導体は、コインサイズの横=17ミリ、縦=23ミリの面積に1万6384個の演算装置を集積した。各演算装置の電源を入れたり遮断できるソフトウェア技術を適用して、消費電力を最小限に抑えた。1秒に40兆回のデータを処理する性能を備えて、電力効率は最大20倍高めた。今年下半期から、インテリジェント防犯カメラと音声認識サービス用SKテレコムのデータセンターに適用されて実証を経る予定だ。


チョ・スンハン記者 shinjsh@donga.com