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孫鶴圭氏2番から14番に…民生党が候補登録日に比例代表順番を変更

孫鶴圭氏2番から14番に…民生党が候補登録日に比例代表順番を変更

Posted March. 28, 2020 08:10,   

Updated March. 28, 2020 08:10

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野党「正しい未来党」の湖南(ホナム)系と民主平和党、代案新党の湖南系が一つになった民生党で、比例代表の名簿順位をめぐって内紛が起きている。26日、比例名簿2位に名前を載せ「老慾」論議を呼んだ孫鶴圭(ソン・ハクキュ)常任選対委員長は14位に順位を下げた。

民生党は、総選挙候補登録最終日の27日午前、最高委員会議を開き、安棅遠(アン・ビョンウォン)公認管理委員長を解任し、民主平和党のキム・ミョンサム前常任報道担当を公認管理委員長に任命した。民生党最高委は、安氏が比例代表名簿に対する指導部の再審要請を拒否し、連絡が途絶えたことを解任の理由とした。民生党のキム・ジョンファ共同代表は前日、最高委員の委任を受け、公認管理委員会に孫氏が2位となっている比例代表名簿の再審を求めた。安氏は、孫氏が「正しい未来党」の代表だった時に孫氏を支えた「孫鶴圭系」の人物。

新任のキム公認管理委員長は同日午前、公認管理委員会を開き、名簿順位に大幅に手を加えた。新しい公認管理委員会は、孫氏の順位だった2位に正しい未来党系のイ・ネフン常勤副報道担当を配置した。4位には6位だったキム・ジョング前民主平和党最高委員を引き上げ、当初12位だった民主平和党系の張貞淑(チャン・ジョンスク)院内代表も、順位が5位に急上昇した。このほかにも、民主平和党系のイ・グァンスン最高委員は8位から6位に、崔道子(チェ・ドジャ)首席報道担当は9位から7位に上方修正された。1位(チョン・ヘソン・カトリック大学保健大学院教授)と3位(キム・ジョンファ共同代表)は順位をそのまま維持した。正しい未来党系の姜新業(カン・シンオプ)報道担当と民主平和党系の朴珠賢(パク・ジュヒョン)前共同代表は、比例代表名簿から除外された。

最高委で解任された安氏は反発した。安氏は同日、国会疎通館で記者会見を行い、「党指導部と分別のない人々が結集して公認管理委員長を便法で解任した」とし、「(解任は)不法であり、無効で違法だ」と主張した。また「民事・刑事上の責任になる可能性もある」と批判した。孫氏を名簿順位2位にしたことについて、「党の将来のために、今回の総選挙のために、このような方が出て戦わなければならないという公認管理委員の絶対多数による」と説明した。

 

一方、民生党は同日午後4時、最高委を開き、新しい公認管理委員会の比例名簿を最終決定し、選管委に候補の登録を終えた。


姜聲煇 yolo@donga.com