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政府与党「コロナ追加更正予算11兆7千億では不十分」

政府与党「コロナ追加更正予算11兆7千億では不十分」

Posted March. 12, 2020 08:24,   

Updated March. 12, 2020 08:24

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与党「共に民主党」と政府、大統領府は11日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の追加更正予算案の増額を検討することを決めた。「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)コロナ19国難克服委員会委員長は同日、国会で開かれた党・政府・大統領府の新型コロナウイルス対策会議の後、「追加更正予算の増額と支援事業の新設・調整がなされるだろう」とし、「政府が来週、(追加の)特段の対策を発表する予定だ」と明らかにした。続いて開かれた党最高委員会議で、李仁栄(イ・インヨン)院内代表も、「追加更正予算を果敢に拡大して新型コロナウイルスの被害を解決し、国民生活と経済に力を与える前向きな姿勢を取らなければならない」と述べた。

政府はこれに先立ち今月2日、党・政府協議を経て11兆7千億ウォン規模の追加更正予算案を国会に提出した。党・政府がすでに提出した追加更正予算案を増額するのは異例のこと。

同党の政策委関係者は、「追加更正予算案を組んだ2週間前より大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンウクト)地域の状況が悪化し、緊急の支援が必要な業種と分野も小商工業者、自営業者の他に航空や輸送に拡大した」とし、「新型コロナの長期化にともなう景気萎縮に対応するには不十分であり、2兆~3兆ウォン水準の増額が必要だ」と強調した。

同日、国会予算決算特別委員会全体会議に出席した丁世均(チョン・セギュン)首相も、「政府が提出した金額が十分だと思わない」と力を加えた。丁氏は、「もう少し果敢な増額が必要なのではないか」という同党の姜勲植(カン・フンシク)議員の質問に、「現場では多くの要求もあり、必要かもしれない」とし、「政府は財政健全性などを総合的に判断しなければならず、十分に対策を立てるには限界があった」と述べた。

同日開かれた国会予算決算特別委員会で、野党議員は追加更正予算の編成内容をめぐって批判した。未来統合党の朱豪英(チュ・ホヨン)議員は、「要件に合わない追加予算がとても多く編成された」とし、「必要とされる大邱・慶尚北道地域の予算は少ない」と指摘した。政府の対応の失敗に対する謝罪も求めた。統合党の予算決算委幹事の李鍾培(イ・ジョンベ)議員は、「10兆ウォン以上の借金をして追加更正予算を編成するのにそのまま議決されたとすると、今年度の赤字国債が70兆ウォンを超える」とし、「追加更正予算に先立ち、首相が政府を代表して謝罪するのが先だ」と強調した。


金志炫 jhk85@donga.com